マネキネコ(ゲームレビュー)
同人フリーゲームのレビューをしております。 たまに、アニメなどの話題も。
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制作:幻滅 Motion!!
ジャンル:BL現代ADV
※15歳以上推奨
親友の悟也の提案で、学校できもだめしする事になった保高。
だけどそれは、ちょっとした悲劇のはじまりでした。
(制作サイトより引用)
以前、同作者制作のゲーム、「One more Chance!!」もプレイしたことがあるのですが、ゲームシステムがなかなか新鮮で面白かった記憶があるので、どうせならと思い切って本作をプレイしてみました。
主人公・月島 保高(つきしま ほだか)は、彼の親友である山岸 悟也(やまぎし さとや)に片思いをしている、高校三年生。
悟也の思いつきで、彼らは真夜中の学校に忍び込み、肝試しをする事になる所からストーリーは始まります。
肝試しに乗じて、保高は悟也を(物理的にも心理的にも)手に入れる計画を実行しようとするのですが……
なんと、ゲーム開始直後から、主人公ヤンデレ末期症状。
いや、なんとなく、サイトの紹介からちょっとは察していましたよ。ええ、キャラが『ヤンデレ』だという評判もネットで見ましたし…。
しかし、こんなにもしょっぱなから思考がヤンデレ全開で、すぐに「さて、どうやって彼を手に入れようか?」と考え始める主人公もかーなーり、珍しいんじゃ…。
まあ彼、口では「手に入れる」とか言っているけど、最初から相手を殺す気マンマンなんですが。
保高の思考はかなり病んでおり、プレイ中、終始アブない方向に突っ走っていて、むしろ逆に爽快にも感じました(笑)
ただ、ちょっと欲を言うなら、もう少し保高と悟也の、普段の彼らの日常的な描写が欲しかったところですね。
肝試しの最中に、主人公がデレからヤンに変貌するあたり、展開がちょっといきなり過ぎたような気がしたので…。
そのかわり、本性を露わにした保高が相手をじわじわ追い詰める場面は緊迫感があって良かったです。
さて、本作も、ゲームシステムが凝っております。
探索パートで保高が何をしたか、もしくは手に入れたアイテムや選択肢で何を選んだかによってEDが大きく分岐します。
探索パートでは20ターン行動でき、「調べる/移動」といったコマンドの選択で、悟也を手に入れる為に保高がどう行動するかが決定するシステム。
選んだルートによっては、保高が悟也をいろんな方法で殺したり、逆に悟也に殺されたりします。
グラフィック面ではグロ描写が無いとは言え、文章から伝わる狂気はなかなか「来る」ものがあります。可愛い絵に反して、内容はハード。
そして、殺人描写はかなりエグい。特にED2は読んでる間中、精神が「いやあああやめてえええええええ」状態に…(´Д`;)
ED分岐の為のフラグ立てはなかなか複雑で難しく、プレイし始めは結構戸惑ったのですが、周回プレイしている内にルートは自ずと見えてくるので、選択肢に悩む必要は多分無いハズ。
制作サイトに、詳しい攻略情報も載っているので詰まった時には頼ってみるのもアリです。
私? 頼りました!(笑)トゥルーよりもBADの分岐になぜか悩んだのですが…。
探索パート中にある条件を満たすことで、おまけシナリオが読めるようになります。ホラーな雰囲気のシナリオもあり、そこでは保高の闇が見事に描写されていて、怖いながらも楽しめました。
保高は、悟也を独占するためなら手段も選ばない色々と危ない男子なのですが、相手に対してはやたら押せ押せな分、逆に向こうから気持ちを突きつけられると、とことん怯みます。
そのギャップが良い感じに萌えを演出していていいなと感じました。
[しかし、保高はあの夜、いろいろ犯罪行為を犯しているはずなので、そのへんは追求しなくても大丈夫なんでしょうか…。未遂とは言え、自分を殺しにかかって来た友人とまた普段と同じように付き合える悟也君の器の大きさに乾杯。]
スリリングで、ちょっとホラーテイストなBLアドベンチャー。興味を持ったなら是非。
ちなみにEDのほとんどは、悟也が死ぬエンディングなので、登場人物が死ぬ描写、及びグロテスク・流血描写が苦手な方はプレイを控えることをお勧めします。
制作:A子
ジャンル:エイプリルフールゲーム
カテゴリー:現代(?)フィクション
―彼氏にフラれたばかりの少女を襲う、悲劇―
2012年のエイプリルフールに公開したブラウザゲームを吉里吉里に移植してダウンロード可能にしました。
「エイプリルフールに公開されたゲーム」という事を念頭にプレイして下さい。
(制作サイトより引用)
偶然、見つけたフリーゲームなのですが、面白かったのでちょっと紹介。
なんか、最近私、「ヤンデレ」とか「病み」がつくゲームばっかりやっているような…^^;
このゲームはもともとエイプリルフールに公開されていたブラウザゲームで、最近になってから吉里吉里でも遊べるようになったとのこと。
実は、その時のエイプリルフールの時に逃した作品だったので、吉里吉里に移植してくれたのは嬉しいですね…!
ゲーム自体は非常に短く、エンディングもすぐに迎えられるのですが……
「ヤンデレって、そっち!?」と盛大にツッコミをいれたかったです、はい。
ヤンデレ男子を攻略する乙女ゲームかと思いきや、まさかの[格闘ゲーム]とは!
さらに、Flashによる演出やゲームバランスもなかなか凝っています。
そしてエンドロールが流れるときに変化する[ゲームのタイトル]に、[タイトル画面]。
最初の画面に戻った時には、思わず笑ってしまいました。な、なるほどー!
エンディングは全部で三種類で、全てのEDを見るとあとがきが見れます。
全部のエンドを見終えた時には、主人公と攻略対象のどちらも可愛く見えてきます。
「病んでいるデレ」ならぬ「ヤンキーデレ」もなかなかいいものだな!
サクッと気軽にプレイできるので、興味を持った方は是非。
制作:Bubble-Dog
ジャンル:学園BLギャグコメディ
来川実は学年トップの優等生。
ある日、憧れの律子先生から生徒の勉強をみてほしいと頼まれる。
こころよく引き受けた実だったが、相手は
かつて自分をいじめていた幼なじみ達だった!
しかも10日後に控えたテストで80点以上とらないと
彼らは留年になってしまう。 …これって責任重大!?
ちょっぴり下ネタ多めのBLコメディーここに開幕! \(^0^)/
(ふりーむ! の紹介ページより引用)
正直に言います。
こういうゲーム大好きです。
とにかく、キャラが三人とも皆男の子男の子しているんです(ここ重要)
キャラが皆それぞれがお馬鹿で、自意識過剰で、けどなんか憎めない普通の男子高校生らしさを持っているのがシナリオで表現されているのは個人的に評価大です。
いやー、コイツら全員DKらしくていいわーと楽しくプレイさせてもらいました。
主人公・実(ミノル)は成績は良いけれど元いじめられっ子だったせいなのか、性格がちょっと捻くれています。それにかなりの毒舌家。
けれど、本当のところは彼自身、性格はあまり歪みきっていないので割と甘い一面もあったり、律子先生に憧れていたりと年相応の可愛らしさがある少年です。
このへんの彼の書き方が、リアルな男の子っぽくてイイなーと私は思いましたが、彼の裏表の激しい(?)性格についてはプレイヤーの好みが分かれそうですね…。
うーん、実はヒネているけど、いい子だと思うんだが。
そんな彼、憧れの律子先生の頼みで、昔のいじめっ子二人(幼馴染)を留年させないために勉強会を開くことになってしまうのですが…。
実は元いじめっ子の幼馴染・朝比奈京介と鈴坂凛の事を嫌っていて、最初の頃こそ嫌々彼らに勉強を教えるのですが、勉強会を開いているうちに彼ら二人の良さに気付き始め、次第に友達らしく仲良くなっていく過程がコメディータッチで描かれます。
ゲーム全体に渡って、三人の掛け合いがとてもテンポ良く、馬鹿馬鹿しくも面白かったです。実の毒舌なツッコミがなかなかイイ。
ただしギャグのほとんどが下ネタのため、下ネタ苦手な人にはキツいかも。
なんといっても、人の家で勝手にエロ本漁ったり、真剣に催眠術をかけようとしたり、ノートにエロ漫画描いたりと男子高校生らしいアホなことをやっている彼らの描写が面白くて気に入ってます。
特に凜が涼しい顔してハードな下ネタを連発する度に、ちょいちょい吹く。
かつていじめっ子だった攻略対象の二人のやっていた事は、嫌がらせと言うよりは「好きな子ほどいじめたい」心理によるちょっかいなのは間違いない。
凛は明らかにドSそのものですが、京介は根っこが優しくて良いですね。小さい頃の実に思いっきり誤解されているけど。
しかし、この二人は本当に実のこと大好きだな(笑)なんだかんだと幼馴染の実を大事に思っているところは二人とも共通してます。
コメディーテイストな、友情寄りの良作BLゲームでした。興味があるなら、是非プレイしてみてください。
ふりーむ!の「BAAAD SCORE」ダウンロードページはこちら。
制作:LUXE
ジャンル:ADV風ビジュアルノベルゲーム
※対象年齢18歳以上推奨
がむしゃらに走り続けていればいつかはあんたの背中に縋れるような気がしていた
―――そんな夢を見ていてもいいような歳じゃないってのに。
そして俺はあんたと離れたこの雨の止まない国で、あんたの面影を持った男に会った。
(制作サイトより引用)
ゲームの雰囲気とグラフィックに惹かれてプレイしました。
なかなか面白い作品だったので、ちょこっとレビュー。
本作はLiveMakerで作られているため、アニメーション効果の演出が生かされており、ゲームスタート直後、すぐに引き込まれました。
グラフィック、BGM含め全てが作品に合っていて、雰囲気を壊さずに物語を盛り上げる役目を十分果たしています。
個人的に、男性キャラの目つきと喉仏の描きかたが色っぽくて良いな、と思いました。
傭兵の主人公・ゲルブが敵国で作戦を失敗し、その後警察官・フラウムの自宅に連れて行かれ、フラウムによって『一ヶ月間の監視』という名目で二人の共同生活が始まる……というところから物語は始まります。
死と隣り合わせ、が当たり前だったゲルブがフラウムと過ごす、平和で穏やかな時間。
そんな日常の中で、ゲルブは次第にフラウムに対して奇妙な親近感と不信感を抱くのですが…
そもそも、敵国の兵士でさらに暗殺犯であるゲルブが、警察の自宅に軟禁されるという状況の時点ですでにおかしいのですが、後半の展開とEXTRAのfragmentsでその謎と違和感が解き明かされ、なるほど~と感じました。
フラウムはゲルブと出会ってすぐの時から、警察官という立場でありながらも、なぜか兵士のゲルブに対して強い執着心を見せる理由はなんとなく予想が出来るのですが、彼の気持ちは純粋で一途過ぎると同時に冷酷さと狡猾さも伴っているようで、見ていてハラハラします。
ゲルブは自身の境遇と過去が理由で彼の上官・ジャッロに従順で、さらに恩を感じているのですが、心の底ではジャッロのことを強く想っています。
対するジャッロは、ゲルブのことを他の兵士と同じように駒のように扱うことに躊躇せず、ゲルブの望みは叶えてもそれだけで、彼の気持ちに応えようとはしません。
そんな彼がゲルブを失って初めて、ゲルブが彼にとって大きな存在だったことに気付く心情がEXTRAのシナリオで判明するのですが、読んでいて切なくなりました。
フラウムとの交流の中で、ジャッロとの綺麗な思い出に縛り付けられるかつての自分を見つめる、ゲルブの心情描写がとても上手く、ラストの見事な〆が良かった。
物語のラストで、ゲルブがジャッロを追いかけていた過去と決別して、前向きにフラウムと歩むことを決めるシーンはシナリオおよび演出どちらも見ごたえアリ。
fragmentsでは、全体的にジャッロの話が切なすぎる。
そして、フラウム視点。
今まで求めて病まないものを彼は手に入れましたが…。最後の一文に、ぞくっときました。
シリアスで切ない、独特の雰囲気を持つBLゲーム。大人の方で、興味をもったなら是非。
※15歳未満の方のプレイ不可、推奨年齢18歳以上
今日から新学期。
長袖のセーターを着るのは好きだけど、学校に行くのは少し苦手。
人としゃべるのはもっと苦手。
それでも、ほんの少し……ほんとに少しだけど、
学校が始まるのが楽しみだったのは……
「おはよう」
彼がいるから、なのかもしれない……
(ふりーむ! の紹介ページより引用)
タイトルを見れば一目瞭然なのですが、お察しの通りヤンデレゲームです。
攻略対象の男子三人全員がヤンデレ。皆、それぞれ違った「病み」を持っています。
「赤ずきんくんとおおかみちゃん」と同じサイトさんの制作なのですが、ほのぼのしてる前作とは違い、今作はひたすらシリアス展開です。
同じ制作陣で、これだけ違う作風の書き分けができるのはすごいですね。
主人公・弥生は人付き合いの苦手な、いつもうつむいている少女。
最近の乙女ゲーム主人公の典型とも言える、後ろ向き思考で友達がおらず、ぼっち気味な彼女ですが、単に自信が無いのと人と馴れ合うのが苦手なだけという風にも見えます。
大勢の人に注目されたくない、という気持ちは私も心当たりがあるので(笑)、プレイ中は割りと彼女に共感していました。
彼女はいつもタイトルの通りうつむいているからか、一週目のシナリオでは攻略対象の顔が見えず、足元や顔から下のグラフィックしか映りません。
常にうつむき気味の主人公が、相手を靴で判別しているかのように見せるグラフィック演出、攻略対象とのルートに入ると彼らの顔が判明するシステムがまるで弥生が恋愛によって前向きになり、うつむくのを止めた(相手の顔を見るようになった?)心情が表現されているようで面白いと感じました。
ゲーム画面の、ルーズリーフ風なシンプルながらもハイセンスなデザインが素敵。
他にもカットインや、アニメーション効果によるキャラの瞬きなど、演出面にも光るものがあります。
本編をスタートしてもすぐには選択肢が存在せず、初回は簡単に五百蔵・阿近・常和それぞれとのハッピーエンドを迎えます。
三人のエンディングを見た後にもう一度本編を最初から始めると、現れる選択肢によってまた違うシナリオへ進む…という二週目要素が本作にはあります。
そちらのシナリオではいよいよ攻略対象がどのように病んでいくかがじっくり描写されるため、やはり二週目こそがゲームの本番と言えるでしょう。
ほのぼのとした平和な日常から、一気にどん底へ突き落とされる落差が楽しめました。
攻略対象たちは、最初の頃こそ弥生と学生らしく初々しいながらも微笑ましく接しているのですが、後にそれぞれ精神が奇妙な方向へ常軌を逸していく…という描写がなかなかリアルで、相手を精神が病むほどに愛してしまう人間の心情や、きっかけも分かりやすく描かれていたのが良かった。
彼らが皆一様に弥生に執着を見せるのは、やはり彼女の性格が呼び寄せたものなのか…。
[まあ、常和くんは最初から変態で狂気じみているのですが(笑)]
ゲームのエンディングは最初に迎える三つのハッピーエンド以外、ほとんどがバッドエンドです。
正直に言ってしまえば、バッドエンドこそがヤンデレの醍醐味なのでハッピーエンドはむしろ不必要とも感じますが、見る人によってはキツい描写が多いので苦手な人はプレイを避けたほうがいいかもしれません。
攻略対象の中では常和くんが特に好きです。欲を言えば、彼の[変態性]の描写をもっと見たかったな。[弥生の髪を触っている]ときの彼、ホント良い顔だ(笑)
五百蔵くんが彼の凄まじく強い独占欲を発揮するあの展開は読んでてドキドキしました。独占こそ、ヤンデレの華!
阿近くんはあの中でも一番正常な人に見えるのですが、そういう人こそ一度何かに執着すると怖いんだろうな…。彼のシナリオは単純に切なくなりました。
二週目のシナリオで全てのエンディングを見た後に出現する隠しEDは見落としがちですが、ちゃんと最後まで、全て見ることをオススメします。
今までたくさん弥生と彼らが報われない展開ばかりだったので、ED10は救いのように思えました。
どんなに心を病んでしまっていても、彼らの主人公に対する愛情は本物だったのでしょう。
ヤンデレ男子だらけの乙女ゲーム。ヤンデレが好きなら、是非。
ふりーむ!のダウンロードページはこちら。
制作:cholian
ジャンル:童話風ファンタジーミニゲーム
「狼としての威厳がない!!」
「そ、そんなぁっ」
「人間を痛い目に遭わせるのが狼だろう」
「・・はい・・・」
「ほら!行って来い!」
「いいってきまぁすっ!!」
こうして狼の少女は、一人森に繰り出すのでした・・・・
有名童話をモチーフとした、男女逆転(?)+狼視点 のキワモノファンタジー乙女ゲーム!
(ふりーむ! の紹介ページより引用)
これは私の知ってる赤頭巾じゃない!Σ(゚Д゚;)
とても可愛くて癒される(?)乙女向け短編AVGを見つけて、プレイしたらなかなかの良作だったので紹介したいと思います。
登場するメインキャラは主人公の狼・ルポ(ただしかなりの泣き虫&ドジっ娘)と赤ずきんと呼ばれているイケメン(ただし方向オンチ)の二人。
他にも渋くて厳しい親父な族長や、ルポに優しい、いたずら好きな魔女のおばあさんが登場します。
族長になぜか人間に悪さをしてこいと叱咤されたルポは、ちょっとした勘違いのせいで赤ずきんを困らせてやろうとします。
魔女のおばあさんの助けを借りて、おばあさん家にやってくる赤ずきんにいたずらをするため待ち伏せるのがゲームの目的なのですが…
そして、肝心のゲームのイベント。
香水や衣装などをいろいろ組み合わせることでエンディングが大きく分かれ、組み合わせが違うとルポの、ラッキースケベ的サービスカットつきエンドに直行するこのシステム、
大変に苦戦いたしました(笑)
セーブ&ロードをフル活用する総当たり戦でやれば結構楽なのですが、アホなことに一個一個組み合わせようとしたばっかりに、何回もルポちゃんのお着替えエンドを見ることになりました…。
おばあさんの用意したアイテムがなんかどれもコスプレっぽく、ツッコミどころ満載で笑えた。
作品ジャンル:乙女ゲーの割には、話のシチュエーションが結構エロチック(?)なものが多くて、場面暗転してしまう終わり方が「どうなったかは妄想してね☆」っぽい感じなのは気のせいだと思いたいです。
イベントを全て埋めると見れる、思わぬどんでん返しにはニヤリとしてしまいました。
なんて可愛い二人なんだ。お幸せに!
全体的にほのぼのした、可愛らしい雰囲気に包まれたゲームで好感が持てました。
短くサクッと遊べるので、いろんな方にオススメできると思います。
ふりーむ!の「赤ずきんくんとおおかみちゃん」ダウンロードページはこちら。
今日、偶然見つけたフリーのフォント、「妹フォント」が可愛いです。
制作者曰く、妹のような少女が一生懸命、丁寧に手書きで書いた文字をイメージして作ったとのことで、几帳面な女の子っぽい字体で統一されています。
フォントの種類は「標準」、「太字」、「細字」の三種類で好きなフォントを登録できるのですが、私は細字が好きですね。繊細な字が、女の子の書いたものっぽくて。
このフォントの「細字」を見たときに、小学校では鉛筆使ってたけど、中学に上がりたての時にシャーペンに持ち替えた真面目な女の子が慣れないながらも必死に丁寧に板書を取っていたら、こんな感じの字になるんだろうな!……とここまで妄想してしまう自分が正直キモいと感じた。
今までこういったフォントをダウンロードしたことは一度も無かったのですが、たまにはこんな変わったソフトを試してみるのもいいなあ。
『妹』というワードがあるだけで、フォントにすら萌えを見出そうと勝手に脳内で妄想をおっぱじめる我が脳細胞はそろそろ末期症状かもしれません。
でも、只のフォントとは侮れない…! だって、可愛いんだもの…!
うーん、せっかくダウンロードしたんだから何かに有効活用したいな…
「妹フォント」のダウンロードはこちら!(Vectorに飛びます)
大好きなゲームなので、前からずっとレビューしたいしたいと思っていたのですが、まさかこんなに感想の書き辛い作品とは…!
書きたいことが多過ぎて、伝えきれない…!もどかしいッ!!
兎にも角にも、素晴らしい作品なので是非いろんな方にプレイしてほしいですね…!
クリア後の特典ページでは壁紙がダウンロードできるということで早速使っておりますが、デスクトップサイズにするとアヴェリーがでかく見えて最初ビビった(笑)
デスクトップに戻るたびに、主人公・ノエちゃんの可愛いおみ足が存分に眺められて眼福。
いろいろ遊べるコスチュームチェンジの中でも、ノエの「ゆるふわ」と「ボーイッシュ」スタイルが特に可愛くて気に入ってます。
某ルートで少しだけ登場した「奥様ブラウス」もなかなか可愛い!けど、回想モード以外で着せられないのがなんか悔しいぞ(笑)
制作:COCOON
ジャンル:女性向けノーマル恋愛アドベンチャー
ある所に世界一の魔術師を目指す1人の少女がいました。
少女は崇高な野望を叶える一環として、悪魔を召喚します。
けれど世の中はそんなに甘くありません。
苦労して呼び出したにも関わらず少女の要望は全てお断り、
しかも代償として7日後に魂を奪うと宣告されます。
少女はとても驚きました。
お金や他の人の魂を差し出して見逃してもらおうと交渉しましたが無理でした。
この程度でへこたれる少女ではありません。
魂を奪われないよう悪魔を倒せばいいんだと閃きます。
さらに悪魔の有する強大な魔力も奪ってしまおうと考えました。
―――果たして期限までに悪魔を倒す事が出来るのでしょうか?
(制作サイトより引用)
やっとフルコンプできたぁーーー! 嬉しい!!
なんでクリアするのにこんなに時間かかったんでしょう(笑)
…まあ、理由はPCの不具合でデータが一部飛んだり、昨年末の課題でプレイ後回しになったからですけどNE
なんにせよ、クリア出来てよかったー。期待以上の出来で満足してます。
以下、感想などをつらつら書いております。
制作:小倉ハムスター
ジャンル:ホラーショートノベル
その美しい青い羽根は、ぼくを虜にさせた。
(制作サイトより引用)
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
今年もこの、しがないブログをよろしくお願いします。
というわけで(?)、新年一番最初に短いレビューを投下します。相変わらずの、レビューの季節感の無さ(笑)
本作は短編の、ホラーテイストなノベルゲーム。ストーリーは主人公の男の子の視点で展開します。
子供特有の、どこか不明瞭で、ふわふわした視点の書き方が上手いと感じました。
物語の語り手が小さな子供だからなのか、ストーリーは所々ぼやけた印象があります。それがかえって、怖さを演出していたり。
作中でも描かれていることなのですが、世の中で人間が一番恐怖を感じるのは、やはり「知らない」事でしょう。
未知に勝る恐怖はなし、といった感じでしょうか、この話の怖さは「真実が分からない」という所にあると思います。
終盤に現れる二つの選択肢によって、トゥルーとバッド、二つのエンディングに分岐します。
切ない余韻にじんわりと浸れるトゥルー、見事な演出で恐怖をしっかり感じさせられたバッド、どちらも上手く描かれていました。
トゥルーEDラストの幻想的な〆方が良いですね。こういう話、大好きです。
短く、サクッとプレイできるので気軽にプレイできます。興味がある方は、是非。
プロフィール
気ままに、好きなゲームのレビューを書いております。主にフリーゲーム中心。
女性向け(乙女・BLゲーム)の感想も扱うのでご注意ください。
あと、一応ネタバレには白文字で配慮しております。
時々、年齢制限があるコンテンツを紹介することもあります。
18歳未満の方(高校生含む)は閲覧にお気をつけください。