マネキネコ(ゲームレビュー)
同人フリーゲームのレビューをしております。 たまに、アニメなどの話題も。
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制作:Mole Waltz
ジャンル:デジタルノベル(選択肢無し)
八百屋の息子である新三郎は、
成績普通、運動神経普通、性格は良し。
普通の中学生だった新三郎が、転入して来た
左手小指の無い少女、清未と接する事で
奇妙に発展して行く奇妙な物語。
(制作サイトより引用)
どうやら、この作品も2008年に公開されたものらしいのですが…。
2月(というかつい最近)、ふりーむ! に登録されていたのを見つけたので、即ダウンロードさせていただきました。
とあるレビューサイトさんなどでも紹介されているのを見たことがあり、それで、この作品タイトルだけは知っていたのです。
遊んでみた結果、これはいろんな意味でとんでもないゲームだな、としみじみ思ってしまう、そんな作品でした…。
この作品に対する私の第一印象は、実にシュールだなぁ、ということです。
ラブコメというにはあまりに表現があっさりしているし、しかしブラックユーモアかと言われればそれにしてはストーリーが重くありません。
やはり本作は、『奇妙な少女・清未と新三郎の関係を淡々と描く、ちょっと不思議な恋愛物』と言えば一番それらしいと思います。
ゲームの最初から最後まで、清未ちゃんの不気味さとヤンデレっぷりにいろいろとやられました。
プレイしている内に、だんだんと清未ちゃんの怖さが癖になってしまい、最終的には彼女が可愛く見えてきたり。
新三郎君が彼女にハマるのも分かるわ、コレは。ただある意味つり橋効果に近いものを感じる(笑)
本作には、不気味もしくはホラーチックな表現が使われていますが、作品のジャンルは断じてホラーゲームではありません。学園恋愛ものです。
例え、その愛情の形が歪なものであったとしても、です。
まあ、本人達にとっては二人だけの世界、という風で幸せそうではあるのですが。
とりあえず、プレイし終わった後になぜかネギが食べたくなってしまいました(笑)
シュールでちょっと怖い、不思議な恋愛短編ノベル。興味がある方は、是非遊んでみてください。
プロフィール
気ままに、好きなゲームのレビューを書いております。主にフリーゲーム中心。
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