マネキネコ(ゲームレビュー)
同人フリーゲームのレビューをしております。 たまに、アニメなどの話題も。
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制作 : a.m.
ジャンル : 閉塞的短編アドベンチャーゲーム
※ボーイズラブ要素を含みます。
いつも素晴らしいBL作品を発表されている、a.m.さんが久しぶりに短編ゲームを出している…っ!これはプレイせねばなるまい!と意気込み、ダウンロード、そしてプレイ。
プレイし終えて早数カ月経ち、いい加減そろそろ感想でも書くか~と思い立ったので、記事をアップしようと思います。
眠っていた「俺」が目を覚ました時、そこは空気の流れる音だけがする、とても狭い空間だった。見知らぬ男と向かい合わせで二人、文字通り『閉塞空間』に押し込められている、不思議な状況。
身に覚えがない「俺」は、とりあえず目の前に居る男に話しかけるのだが……
一周10~15分程あれば読み終わる、マルチエンド式短編BLノベル。
選択肢によって、3つのエンディングに分岐します。
攻略はさほど難しくなく、とりあえず本能のままにプレイしていけば、攻略には悩まないかと…。
彼に翻弄されっぱなしで終了するコミカルなED1、どこかヒヤリと不穏な雰囲気漂うED2、そして、まさかの真実が明かされるED3…
特に、所謂トゥルーエンド的な位置付けのED3のラストには、思わずゾクッとしてしまいました。[てっきり、『駆け落ち』というのは彼の冗談かと…まさかそれが真相だったなんて……]
[本人の意思は徹底的に無視され、ただ彼に盲目的に愛される主人公。
彼の抱く、とてつもなく危うい愛情によって、その小さな空間にたった二人で閉じ込められ続ける。
何度記憶を失くしてしまおうと必ず彼の事を好きになってしまう、これこそが本当の「悲劇」なんじゃないか?と考えてしまいます。]
おまけシナリオを読む限りでは(真実を知られない限り)、二人の間の雰囲気はは割と和やか。
でも、だいぶ危うい関係であることには、変わりないのですが。
エンディングを迎えた後のそれから、がとても気になるラストでした。
不思議な雰囲気を楽しめる短編BLゲームが好きなら、是非プレイしてみてください。
プロフィール
気ままに、好きなゲームのレビューを書いております。主にフリーゲーム中心。
女性向け(乙女・BLゲーム)の感想も扱うのでご注意ください。
あと、一応ネタバレには白文字で配慮しております。
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