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マネキネコ(ゲームレビュー)

同人フリーゲームのレビューをしております。 たまに、アニメなどの話題も。

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片思いの女の子にロクに声もかけられないまま2年の1学期は終わろうとしている。

そんな頃、仲のいい後輩、八百湊(やお みなと)に七夕祭りに誘われた。
半ば投げやりに了承するも、下駄箱にはある手紙が入っていた。


(ふりーむ! の紹介ページより引用しました) 

以前紹介した「セレンとシアルル」と同じ制作者によるBLゲームです。
本作のエンディングがあまりにも衝撃的だったので、今回もレビューさせていただきます。


主人公・大和は命の恩人である女子・一花さんに片思いをしている高校生。
ある日、自分のことを「ヤマト先輩」と呼んで慕ってくる、後輩の八百君に七夕祭りに行かないかと誘われます。
八百の誘いに乗り、一緒に花火を見に行く約束をする彼ですが、その後下駄箱に入った「七夕祭りの日に神社で待っています」と書かれた手紙を見つけ…


一周目のシナリオは一本道であっけなく終わります。一周目のアレの後、強制的にタイトル画面に戻るのですが…まず、そこの変化に驚き。

とりあえず気を取り直して、もう一度最初からやり直すと、所々シナリオにも変化が生じているのが分かります。そして、時折挿入される「人魚姫」のエピソード。
選択肢によって、二週目からはEDが二つに分かれます。

制作者曰く「バッドエンドしかない」とのことですが、私は、バッドと言うよりはトラジティーに近いものをエンディングから感じました。

八百君とヤマト君、もちろん一花さんも、誰が悪いわけでもないのに、八百君の幸せは彼がどれだけ望んでも絶対に手に入らないものである、という点が非常に切なく、ラストの彼の泣きそうな笑顔と物悲しい〆も相まって心に残るカタルシスが上手く表現されていると思いました。

八百君がどのような経緯で[やり直し]をすることになったかは本編で描かれておらず、謎も少し残りますが、「そういうことか」と気付かされる、儚くも美しいラストが印象深く、切ない余韻に浸れました。


いろんな方々がすでに言っていますが、やはりタイトル画面の演出が良いゲームですね、これは。
初回プレイ時の、水中に浮かぶナイフの影が描かれたタイトル画面から既に引き込まれます。
最後までゲームをプレイし終えると、タイトルに大きな異変が…そこに一番驚かされました。

「え、なんで!?」とびっくりした後、[使用規約]をよくよく読み返してみて、その理由に納得。そこにも伏線があったのですね…気付きませんでしたよ。
[八百君が涙を流せない理由も全部ここに書かれていたとは。最後、タイトル画面から『やり直し』が消えてしまうのは八百君がやり直すのを諦めたからなのでしょう。]


短いながらも、強いインパクトのある作品。
切ないBLものが読みたい、という方にお勧めだと思います。是非。


 

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